もの言わぬ 物がもの言う もの作り

先回に引き続き、今回も株式会社エス・エフ・シーの島田会長のお話しをお楽しみください。

風の音を聞いても悟る人がいる

この言葉は経営の神様と言われた方が残した言葉の1つとして有名で、聴こうとする意識や心が大切であることを説いたと言われています。

理念を受け継ぐ

本物のエキストラバージンオイルを製造する会社に出逢いました。その感動をお伝えした
いと思います。香川県の小豆島にある「東洋オリーブ株式会社」 です。

こだわり

女性の自立

1983年

当時の日本は女性の社会進出が限りなく少ない時代でした。女性は専業主婦が多く家族を守るのが主婦の役目でした。子供を産み育てるのは母親。ところがその当時の母親は家の中にいることが多いために社会経験が乏しく、そのために「自分の生き方」を持てなかった人が大勢いました。自分の生き方を持てない母親はいつしか自分の夢を子供に押しつけるようになってしまいました。

子供は親の後ろ姿を見て育ちます。育てる母親が自分の生き方を持たないと、その子供が正しく育つことは不可能です。小野田寛朗氏はその著書で「親は子供の鏡だというが、鏡は枠がしっかりしていないと割れやすい。」と述べられている通りです。私たちは化粧品の仕事を通じて、人と人の触れ合いによって「自分の生き方」を見つける学びを始めました。

「女性の自立」は何であるか?

生き方に教科書はありません。各々が自分で生き方を探し求め、見つけ、それを貫くことで、「自分」という「個」が確立されていったのです。