薬と化粧品のちがい

乾燥した子供の手足に虫さされ用のクリームをつけているお母様がいらっしゃることを聞きました。お母様は徳に悪びれた様子もなく「乾燥肌にはクリームでしょう」という感覚でつれられていたようです。

ところがこれはとんでもないことです。

お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、虫さされのクリームは「薬」だからクリームであっても子供の乾燥肌に使ってよいものではありません。これは直感的に解るものです。では「どうしてですか?」って聞かれると「えーっと」って考え込んでしまいませんか?

答えは虫さされ用のクリームは「薬」、お肌が乾燥したときにつけるのは「化粧品」です。「薬」と「化粧品」は目的と役割が違います。薬は効くもの。だから元気になれば使用は中止します。化粧品は薬のように効くものではないから肌が元気になっても毎日使用します。

聞けば「なるほど!」と思える当たり前のことを学ぶ場がなかったために、個々の感覚のお手入れで肌トラブルは起こっていくのです。健康で美しい肌を手に入れるための基礎的な知識が学べる「健康美肌指導士講座」。「薬と化粧品との違い」「化粧をする本当の理由」「皮膚の働き」「化粧をつけると皮膚はどうなっていくのか」「肌トラブルが起こる原因とお手入れ方法」が学べる講座です。

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