素材と対話し、お客様と対話する

スーパーに並ぶ生鮮食品も生産者の写真やイラストが描かれたものが増えています。こういった細やかさは日本らしい特徴や文化といえます。逆に言えば、このこだわりがなければ「文化を捨てた」といっても過言ではないかもしれません。作り手の顔が見える食は安心感を増すものです。

ブーランジェリーファブールもこだわりのパンを提供しており、水、酵母、バター、塩、小豆など列挙しますときりがないほどこだわった素材の数々です。当然、味も絶妙。その素材へのコダワリ以上に興味を惹かれたのが、夜半から準備されたパンを焼くタイミングと量です。

地域の方々の顔、移りゆく季節、日毎の天候、素材の様子を思い浮かべ確認しながら種類の異なるパンが「4個」「6個」と少量ずつ作られています。「質をともなう量」を大切にされ、常にお客様の声をとりいれたコダワリの作り方です。

特に「塩パン」「山食パン」は自信の逸品で人気商品。一言でいえば "くせになる味" です。この商品をときめき市場でもご紹介したいと思っています。「焼きたてを!を直ぐに!」というわけにはいきませんが、冷めても美味しいファブールのパンを実食で味わってください。

もし食べきれない場合、パンは冷凍保存で水分蒸発を防ぐことができます。その冷凍したパンを解凍し、トーストで温めて美味しくいただく目安は2週間。2015年1月からご紹介予定です。

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